杵淵直知氏 調律師やピアノ関係者ならご存知の有名な調律師です。
「ピアノ知識アラカルト」
調律師のバイブルと言われているよう本の著者。
先日、初めてのお客様からのご依頼でキネブチピアノ所有で弦はドイツ弦に張り替えているピアノです、、とのこと。。
今までキネブチピアノを担当した事はなかったですし、特に特別な思いもなくピアノに向かいました。
まず一音出してみます。。。♪
⁉️⁉️⁉️
あれれれ⁉️
ヤマハですよね?G2だよね?
全く本来のG2と違うのである。
173センチのピアノから出る音とは全く違う音がしています。
そのピアノ、40年ほど前上井草 キネブチピアノで100万円ほどで購入されたとのこと、、。
当時の新品G2よりも高い値段だと思います。
お客様の人生節目の特別なピアノ。
何とも不思議な素晴らしいピアノでした。
弦がドイツ弦に張り替えている、、それだけの理由ではないと思います。
鉄骨もあげて、響板にも手入れされているようです。
杵淵直知氏の書籍に特別なワニスを塗ると良いと記されているので、きっとそのような施しもされていると思います。
実際、塗装上のヤマハのロゴは剥がされていて響板の白木のような感じに仕上がっていました。
それとハンマー、、整音に秘密があると思います。
何とも弾力のあるハンマーに施されていました。長年の演奏でかなり弦溝もついているのですが、何とも艶やかな素晴らしい音色を保っています。
通常ですと、弦溝が深く弦を面で叩いているような状態になると、良い音は出てこないのですが。。
初めてのキネブチピアノとの出会いでした。
G2が全く違う素晴らしいピアノに生まれ変わり、それが40年経った今でも輝きを保ち続けている。。
今回、久々の調律でかなりの下げ調律でしたのでその後が気になります。
また近いうちにお伺いしたいと思います。


