先日、師匠の整音に同行させてもらいました。横浜の老舗イタリアン＆ジャズバー。
ピアノはヤマハc5。
もともとの音は鳴りはかなりよいけれど、キンキンキャンキャンします。
いくらジャズとはいえかなり耳障りな音。ヤマハは古くなるとほとんどこういう音になりますね。
まずファイリング、針刺し、ボディの改造。
二日にかけて作業しました。一日目にできた音は音のふくらみ、輪郭をだすこと。
二日目は精密な音づくり。いや～びっくりしました。
一瞬で聴きわける師匠の音に対する感性の素晴らしさ。
最終仕上げでは、もうヤマハの音ではないヨーロッパの香り漂う音になりました。
そんな素晴らしい音は♪田中調律所で手にはいります。
日本ではほとんどいない最高の音づくりの師匠です。
