1960年代のピアノです。
この辺りの生地塗りのピアノは、黒塗りより、中の作りもワンランク上になっていると思います。
普通より少し良いものを、、という余裕あるお客様対象だったのでしょう。
この辺りになると、使用可能のピアノはヤマハ、まれにカワイとなります。
通常に使えるのはこの辺りの年代まででしょう。
音は硬くなっているものがほとんどですので、整音などで変化をつけるほうが良いと思います。
これ以前になると、響板が下がっているものが多いので、鳴りが悪くなります。
でもこういう鳴りも、ほのぼの系の音楽で好きな方もいます。
しかし、拙宅の150年前のベヒシュタインは、鳴りが悪いどころか、響板後ろに防音板を入れています。
どこがどう違うのか、、。。。