何度か担当したことのあるピアノ。
一目見たときから、このピアノ良いなぁと感じました。今回のベルトンピアノは、とくに贅沢に作られています。
職人が隅々までこだわった仕事、素晴らしい木材。
昔は良かったではないけれど、こういうピアノはもう出ないでしょう。。
チューニングピン(調律時にまわすピン、ギターのペグのようなもの)これはピン板といって、いくつもの気の組み合わせに支えられているものですが、こちらのトルクが素晴らしい。
もう50年ほど経っているのに、がっちり、しっとりした感触。
最近、このトルクが緩くなっているピアノが多くあります。過乾燥のせいでしょう。
古いピアノはかなりの確率でゆるいですが、最近のものは、数年で緩いものも多くあります。
画像はベルトーンでなく、我が家のベヒシュタインです。ベルトーンの写真を撮らせていただいたのですが、消えてしまって。。ごめんなさい。
