希望の国

園子温監督の最新作。

話は架空の村、架空の地震の設定ですが、今回の東日本大震災での福島・原発のことが描かれています。

素晴らしい映画・・そういう言葉では決してかたずけられないけれど、素晴らしい映画でした。

ここに描かれているのは現在進行形の日本の現状でもあるし、この先自分に起こりえることなのだ。

この映画にでてくる人たちはみんな強くすごいエネルギーにみちあふれていた。

生きるエネルギー、自分の核・魂のエネルギー。はたして私がそういう現状に合った時そんな風に生きれるだろうか・・とも思う。

またびっくりしたことは上映中、どのシーンというわけでなく、観客の多くが泣いていた・・

いたるところから、鼻をすする声、ハンカチで涙をぬぐう音が聞こえてきた。

私は今までこんなにも、観客の多くが涙している映画をみたことがない。

昨今日本人は行動を起こさない、自分の意見を言わないと非難されたりすりけれど、みんな心の中には、色んな思いを抱えているのだ。

 

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